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小説『 ESCAPE』(56)更新
R18/BL小説 『ESCAPE』
第2章「愛執」
56ページ更新しました。
*****
その言葉は、僕の胸を熱くする。
その言葉を、もっと聞きたいと思った。
そしてこの時僕は、子供ながらに何となく理解していた。
父さんの僕を見つめる瞳と、愛してると云う言葉の意味を。
「…ぁあっ…、」
首筋から鎖骨と下りていく父さんの舌が、胸の小さな蕾を捕らえて、其処が唾液で濡れていくと、ゾクゾクする震えが腰から背中に駆け上がった。
舌で転がしながら吸われて、背中が弓なりに撓(しな)る。
同時にもう片方の蕾を、指先で優しく弄ぶ。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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56ページ更新しました。
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その言葉を、もっと聞きたいと思った。
そしてこの時僕は、子供ながらに何となく理解していた。
父さんの僕を見つめる瞳と、愛してると云う言葉の意味を。
「…ぁあっ…、」
首筋から鎖骨と下りていく父さんの舌が、胸の小さな蕾を捕らえて、其処が唾液で濡れていくと、ゾクゾクする震えが腰から背中に駆け上がった。
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同時にもう片方の蕾を、指先で優しく弄ぶ。
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