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『それでも僕は恋をする(朝がくるまで)』(完結)『 ESCAPE』(70)
BL短編集『それでも、僕は恋をする…。』
31~32ページ2P更新しました。
これにて【03】―朝がくるまで― 完結です。
*****
「何やってんだ…俺…」
後には後悔しか残らないなんて。
拓也が何を考えてんのか、分かんねえ。
確かに前とは違う何かを感じたのに。
俺の思い過ごし…ってか、自分に都合良く考えただけか。
・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
★『朝がくるまで』は、これで完結ですが、
拓也と七海のお話は、1年くらい前から温めていたもので、
実は、すごい長編なのです。
だからこのお話は、これで終わりというわけではなくて、
また忘れた頃に小出しにしていくつもりです。
またその時は、よろしくお付き合いお願い致します┏○ペコッ
R18/BL小説 『ESCAPE』
第3章「欺瞞」
70ページ
更新しました。
*****
あの年の夏は、いつもの年よりも暑くて、テレビを点ければ『猛暑』という言葉を、しばしば耳にした。
でも僕の家は、北側にある大きな窓を開けると、風通し良く南側の窓へ冷たい空気が
流れて、
庭に面した和室で寝そべると、冷房の効いた部屋にいるよりは、気持ちが良く過ごせた。
照りつける太陽を部屋の中から眺めていると、外に出るなんて考えられなかったけれど。
でも、外に出るのを諦めるくらいの暑さが、あの頃の僕にはちょうど良かった。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓よろしくお願いします≦(._.)≧ ペコ
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31~32ページ2P更新しました。
これにて【03】―朝がくるまで― 完結です。
*****
「何やってんだ…俺…」
後には後悔しか残らないなんて。
拓也が何を考えてんのか、分かんねえ。
確かに前とは違う何かを感じたのに。
俺の思い過ごし…ってか、自分に都合良く考えただけか。
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★『朝がくるまで』は、これで完結ですが、
拓也と七海のお話は、1年くらい前から温めていたもので、
実は、すごい長編なのです。
だからこのお話は、これで終わりというわけではなくて、
また忘れた頃に小出しにしていくつもりです。
またその時は、よろしくお付き合いお願い致します┏○ペコッ
R18/BL小説 『ESCAPE』
第3章「欺瞞」
70ページ
更新しました。
*****
あの年の夏は、いつもの年よりも暑くて、テレビを点ければ『猛暑』という言葉を、しばしば耳にした。
でも僕の家は、北側にある大きな窓を開けると、風通し良く南側の窓へ冷たい空気が
流れて、
庭に面した和室で寝そべると、冷房の効いた部屋にいるよりは、気持ちが良く過ごせた。
照りつける太陽を部屋の中から眺めていると、外に出るなんて考えられなかったけれど。
でも、外に出るのを諦めるくらいの暑さが、あの頃の僕にはちょうど良かった。
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R18短編集『それでも僕は…恋をする。』(30)
BL短編集『それでも、僕は恋をする…。』
30ページ更新しました。
【03】―朝がくるまで―
*****
感じる部分を手探りで愛撫し合って、何度も身体の位置を変えながら交わすキスは、
言葉に出してないのに、確かに愛してると聞こえる気がする。
3年前に諦めたはずの想いが、大きく膨らんで溢れ出すのを留める術なんて、忘れてしまう。
伸ばした手に、拓也が指を絡めて強く握ってくれる。
絡め合った指に触れた、硬くて冷たいリングの感触に、少しの後ろめたさが頭を過るけど。
でも、このまま拓也が俺だけのものになればいいと思った。
彩ちゃんのことなんて、忘れてしまえばいいと思った。
腹に付く程猛っている、拓也の中心に、俺はこくっと喉を鳴らす。
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【お知らせ】
ESCAPEの今日の更新はお休みします≦(._.)≧ ペコ
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R18小説『 ESCAPE』(69)短編集『それでも僕は恋をする』(29)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第3章「欺瞞」
69ページ
更新しました。
*****
「……同じクラスの友達…。」
彼の言った言葉を、声に出して言ってみた。
「そう…友達だろ?」
「…ふふ、そうだね、友達だね。」
可笑しくてたまらない。
「そうだよ。よろしくな。」彼はそう言って右手を差し出した。
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BL短編集『それでも、僕は恋をする…。』
29ページ更新しました。
【03】―朝がくるまで―
*****
「…ふ…ッ……た…くや…」
拓也の咥内を舌で味わって、角度が変わると、今度は拓也の舌が俺の咥内を蕩けさせる。
まるでお互いを欲しているような…こんなキスは誰ともしたことがない。
そう…3年前、拓也と初めてした時も、こんなキスじゃなかった。
あの時は…俺が無理やりに関係を迫った。
最初で最後でいいから、何でもいいから、拓也に一度だけ抱かれたかったから。
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R18短編集『それでも僕は恋をする。』(28)小説『 ESCAPE』(68)
BL短編集『それでも、僕は恋をする…。』
28ページ更新しました。
【03】―朝がくるまで―
*****
俺の耳元を掠める息は、確かに拓也のもので。
胸の鼓動はそれだけで早くなってんのに。
俺を包み込む腕に力が入って、囁かれた言葉に、本当に心臓が止まりそうになった。
「…俺じゃダメか?」
声を出そうと息を吸い込んでみたけれど、吐き出すこともできなくて、呼吸も止まったままだった。
「なぁ…、俺じゃダメなのか?」
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R18/BL小説 『ESCAPE』
第2章「欺瞞」
68ページ
更新しました。
*****
教室には、もう殆どの生徒が登校していて、友達と雑談をしたり、本を読んでいたり、ふざけあったりして、騒ついていた。
(…席が何処か分からない。)
今日初めて入る教室で、全員が着席していない限り、自分の席がどこなのか分かるはずもなかった。
入口の前で立ち止まっている僕に気付いた生徒が、隣にいる友達に目配せをしたりして、
教室内にいる生徒達の視線が徐々に僕に集まってきた。
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【03】―朝がくるまで―
*****
俺の耳元を掠める息は、確かに拓也のもので。
胸の鼓動はそれだけで早くなってんのに。
俺を包み込む腕に力が入って、囁かれた言葉に、本当に心臓が止まりそうになった。
「…俺じゃダメか?」
声を出そうと息を吸い込んでみたけれど、吐き出すこともできなくて、呼吸も止まったままだった。
「なぁ…、俺じゃダメなのか?」
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第2章「欺瞞」
68ページ
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*****
教室には、もう殆どの生徒が登校していて、友達と雑談をしたり、本を読んでいたり、ふざけあったりして、騒ついていた。
(…席が何処か分からない。)
今日初めて入る教室で、全員が着席していない限り、自分の席がどこなのか分かるはずもなかった。
入口の前で立ち止まっている僕に気付いた生徒が、隣にいる友達に目配せをしたりして、
教室内にいる生徒達の視線が徐々に僕に集まってきた。
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BL短編集『それでも、僕は恋をする…。』
27ページ更新しました。
【03】―朝がくるまで―
*****
振り向くと、何故か真剣な表情で何か言いたげにしている拓也と視線が絡んだ。
「な、なんだよ。」
俺がそう言うと、ほんの数秒、止まっていたまわりの空気が急に動き出したように感じる。
「あ、あのな、先にシャワー浴びさせてくれないか。汗掻いちまってさ。」
「ん?ああ、いいよ。なんなら一緒に入る?」
「アホか…こんな狭い風呂、どうやって男二人で入るんだよ!」
「悪かったな狭い風呂で!」
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27ページ更新しました。
【03】―朝がくるまで―
*****
振り向くと、何故か真剣な表情で何か言いたげにしている拓也と視線が絡んだ。
「な、なんだよ。」
俺がそう言うと、ほんの数秒、止まっていたまわりの空気が急に動き出したように感じる。
「あ、あのな、先にシャワー浴びさせてくれないか。汗掻いちまってさ。」
「ん?ああ、いいよ。なんなら一緒に入る?」
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