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R18短編集『それでも僕は恋をする。』(28)小説『 ESCAPE』(68)
BL短編集『それでも、僕は恋をする…。』
28ページ更新しました。
【03】―朝がくるまで―
*****
俺の耳元を掠める息は、確かに拓也のもので。
胸の鼓動はそれだけで早くなってんのに。
俺を包み込む腕に力が入って、囁かれた言葉に、本当に心臓が止まりそうになった。
「…俺じゃダメか?」
声を出そうと息を吸い込んでみたけれど、吐き出すこともできなくて、呼吸も止まったままだった。
「なぁ…、俺じゃダメなのか?」
・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
R18/BL小説 『ESCAPE』
第2章「欺瞞」
68ページ
更新しました。
*****
教室には、もう殆どの生徒が登校していて、友達と雑談をしたり、本を読んでいたり、ふざけあったりして、騒ついていた。
(…席が何処か分からない。)
今日初めて入る教室で、全員が着席していない限り、自分の席がどこなのか分かるはずもなかった。
入口の前で立ち止まっている僕に気付いた生徒が、隣にいる友達に目配せをしたりして、
教室内にいる生徒達の視線が徐々に僕に集まってきた。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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【03】―朝がくるまで―
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俺の耳元を掠める息は、確かに拓也のもので。
胸の鼓動はそれだけで早くなってんのに。
俺を包み込む腕に力が入って、囁かれた言葉に、本当に心臓が止まりそうになった。
「…俺じゃダメか?」
声を出そうと息を吸い込んでみたけれど、吐き出すこともできなくて、呼吸も止まったままだった。
「なぁ…、俺じゃダメなのか?」
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第2章「欺瞞」
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教室には、もう殆どの生徒が登校していて、友達と雑談をしたり、本を読んでいたり、ふざけあったりして、騒ついていた。
(…席が何処か分からない。)
今日初めて入る教室で、全員が着席していない限り、自分の席がどこなのか分かるはずもなかった。
入口の前で立ち止まっている僕に気付いた生徒が、隣にいる友達に目配せをしたりして、
教室内にいる生徒達の視線が徐々に僕に集まってきた。
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