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R18小説『 ESCAPE』P88
R18/BL小説 『ESCAPE』
第3章「欺瞞」
88ページ
更新しました。
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4限目までのテストは、何も考える気力もなくて、どれも殆ど白紙状態だったと思うけど、実は何を書いたかさえも、覚えていない。
教室を出て、いつの間に靴を履き替えたのか「伊織、」と後ろから声を掛けられた時には、もう校舎を出て校門へ向かっているところだった。
「何?」
僕を呼び止めた声の主は、隣の席の彼で、今日は、あれからずっと僕を避けていたのに、今更何の用なのかと思う。
「いや、あのさ、俺…ごめんな。」
「何で謝るの?」
彼の顔を一瞥してから、一旦立ち止まった足を動かして、ゆっくりと歩き出す僕に、彼も歩幅を合わせて歩き出す。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓≦(._.)≧ ペコ
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