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R18小説『 ESCAPE』P98
R18/BL小説 『ESCAPE』
第3章「欺瞞」
98ページ
更新しました。
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別の場所にも捜索差押許可状があって、男は、僕とは別の車に乗せられて、行ってしまった。
もうこれで、きっと会えなくなるだろうに、最後は酷く呆気なかった。
男が乗った車が先に細い路地を出て行ってから、僕も警察の車に乗せられた。
パトカーなんかじゃなくて、普通の黒いワンボックスカーだった。
*****
警察署に着いて、色々聞かれたけど、僕は殆ど何も喋らなかった。
どこまで言っていいのか、分からなかったから。
それは、別に男を庇ってそうした訳じゃないのだけど、
刑事はしきりに、男がどんなに悪い人間かという事を僕に話す。
だから、義理立てて、庇ったりしなくてもいいんだよと根気良く僕に話し掛けていた。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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