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R18小説『 ESCAPE』(134)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第4章「背徳」
134ページ
更新しました。
*****
「…どうしたの?していいよ。」
至近距離で止まったままの慎矢は、僕がそう言うのを待っていたかのように、唇を押し付けてきた。
ギュッと目を閉じた慎矢からは、緊張からか、強張ったような震えが伝わってくる。
少し、唇を緩ませてやると、その隙間から慎矢の舌が遠慮がちに入ってきた。
多分…初めての、ぎこちないキス。それでも咥内を触れてくる慎矢の舌は、熱に浮かされたように熱い。
重なり合った腰の辺りに、慎矢の欲を布越しに感じる。
慎矢の着ているブレザーから、仄かに雨の匂いが漂っている。
昨日、僕を打ち付けた雨は、今日は慎矢の心を濡らしていたんだ。
「…は…っ…、」
漸く離れた唇から、慎矢が熱い息を吐く。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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第4章「背徳」
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「…どうしたの?していいよ。」
至近距離で止まったままの慎矢は、僕がそう言うのを待っていたかのように、唇を押し付けてきた。
ギュッと目を閉じた慎矢からは、緊張からか、強張ったような震えが伝わってくる。
少し、唇を緩ませてやると、その隙間から慎矢の舌が遠慮がちに入ってきた。
多分…初めての、ぎこちないキス。それでも咥内を触れてくる慎矢の舌は、熱に浮かされたように熱い。
重なり合った腰の辺りに、慎矢の欲を布越しに感じる。
慎矢の着ているブレザーから、仄かに雨の匂いが漂っている。
昨日、僕を打ち付けた雨は、今日は慎矢の心を濡らしていたんだ。
「…は…っ…、」
漸く離れた唇から、慎矢が熱い息を吐く。
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