スポンサーサイト
R18 BL小説『 ESCAPE』(168)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第5章「陽炎」
168ページ
更新しました。
*****
「……あ……ぁ……ッ……」
意識が深い闇に引き摺り込まれそうになるのに、先生に与えられる残酷な快感はそれを許してくれない。
力が抜けて、手首を戒められたまま、膝から床へ落ちそうになる身体を、先生の両腕に抱きとめられていた。
「そんなに気持ち良い?」
耳朶を食みながら、濡れた声に囁かれ、包み込まれた腕の中で、僕は完全に身を委ね、先生に堕ちてしまう。
喘がされ、開きっぱなしの口端から溢れる唾液と、快楽に溺れて流した涙を、先生は舌で掬うように嘗め取っていく。
気が付けばいつも、身体も、そして…心さえも、この人に支配されてしまう。
それが、たとえ薬の力を借りていたとしても、この空間では確かに僕は、この人のモノになってしまう。
結局は、絶対的な力の前には、僕の弱い心など、抗うことなんて出来はしない。
先生に暴力的とも言える快楽を与えられ、僕は…忘れてしまう。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
【clap】イラスト&SS ★HP/★blog top
第5章「陽炎」
168ページ
更新しました。
*****
「……あ……ぁ……ッ……」
意識が深い闇に引き摺り込まれそうになるのに、先生に与えられる残酷な快感はそれを許してくれない。
力が抜けて、手首を戒められたまま、膝から床へ落ちそうになる身体を、先生の両腕に抱きとめられていた。
「そんなに気持ち良い?」
耳朶を食みながら、濡れた声に囁かれ、包み込まれた腕の中で、僕は完全に身を委ね、先生に堕ちてしまう。
喘がされ、開きっぱなしの口端から溢れる唾液と、快楽に溺れて流した涙を、先生は舌で掬うように嘗め取っていく。
気が付けばいつも、身体も、そして…心さえも、この人に支配されてしまう。
それが、たとえ薬の力を借りていたとしても、この空間では確かに僕は、この人のモノになってしまう。
結局は、絶対的な力の前には、僕の弱い心など、抗うことなんて出来はしない。
先生に暴力的とも言える快楽を与えられ、僕は…忘れてしまう。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
【clap】イラスト&SS ★HP/★blog top
この記事へのコメント
トラックバック
URL :