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R18 BL小説『 ESCAPE』(241)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第7章「ESCAPE」
241ページ
更新しました。
*****
「何があったんだ?鈴宮は?」
大谷の隣に同じように座り込み、急かすように質問すると、
大谷は、さっき見ていた向かいの黒っぽいビルを指差した。
「伊織は三年の井上さんと、あの向かいのマンションに入って行ったんだけど…。」
「あれは…マンションなのか?」
そのビルは、マンションにしては、こんな時間なのに、どの部屋も灯りが点いていなくて暗い。
「分からない…入って確かめたかったんだけど、中に男の人が立ってて…。」
言われて入り口を見れば、エントランスには灯りが煌々と点いている。
此処から見える限りで、灯りが点いているのは、そのエントランスだけだった。
確かに自動ドアの向こうで、壁に凭れて煙草を吸っている男の姿が、この位置からでもはっきりと見える。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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「何があったんだ?鈴宮は?」
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大谷は、さっき見ていた向かいの黒っぽいビルを指差した。
「伊織は三年の井上さんと、あの向かいのマンションに入って行ったんだけど…。」
「あれは…マンションなのか?」
そのビルは、マンションにしては、こんな時間なのに、どの部屋も灯りが点いていなくて暗い。
「分からない…入って確かめたかったんだけど、中に男の人が立ってて…。」
言われて入り口を見れば、エントランスには灯りが煌々と点いている。
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