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R18 BL小説『 ESCAPE』(243)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第7章「ESCAPE」
243ページ
更新しました。
*****
男に気付かれないように、少し離れたところで道路を渡ると、そのままビルへ向かおうとする、大谷の腕を掴んで引き止めた。
「待てって。」
取り敢えず、側にある路地の角に身を隠すと、「なんでですか?」と、大谷が不服そうに言ってくる。
「俺が行って、聞いてくるから。君は此処で待っていなさい。」
「だけど!」と、今にも飛び出して走って行きそうな大谷の肩を両手で、角の建物の外壁に押さえ込んだ。
「いいから。此処で待っていなさい。」
少し厳しい口調でそう言うと、大谷はまだ不服そうな顔をしていたが、「分かりました。」と、身体の力を抜いた。
もしかしたら、見張りは他にいるかもしれない。
話がスムーズに通らない可能性の方が高いのに、大谷を連れていくわけにはいかない。
「もし、何かあったら、君に警察を呼んでもらわないと困るからね。」
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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男に気付かれないように、少し離れたところで道路を渡ると、そのままビルへ向かおうとする、大谷の腕を掴んで引き止めた。
「待てって。」
取り敢えず、側にある路地の角に身を隠すと、「なんでですか?」と、大谷が不服そうに言ってくる。
「俺が行って、聞いてくるから。君は此処で待っていなさい。」
「だけど!」と、今にも飛び出して走って行きそうな大谷の肩を両手で、角の建物の外壁に押さえ込んだ。
「いいから。此処で待っていなさい。」
少し厳しい口調でそう言うと、大谷はまだ不服そうな顔をしていたが、「分かりました。」と、身体の力を抜いた。
もしかしたら、見張りは他にいるかもしれない。
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「もし、何かあったら、君に警察を呼んでもらわないと困るからね。」
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