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ここではない☆どこかシリーズ『スフィンクス』
★萩尾望都先生の、スフィンクスを買ったですーー。
↓
スフィンクス (flowers comicsシリーズここではない・どこか 2) (2009/12/10) 萩尾 望都 商品詳細を見る |
↑ あれ・・イメージが出てないですけど、
アマゾンさんのページに飛んだら表紙の画像見れるです。
すごーく素敵です。
ここからネタバレ↓
【clap】イラスト&SS ★HP/★blog top
「ここではないどこか」シリーズの第2弾なんですが、、
1巻は まだ読んでないです。
『オイディプス』
『スフィンクス』
『海の青』
『青いドア』
『世界の終わりにたった1人で』(前編 後編)
と、、
短編集なわけですが、
『スフィンクス』と『海の青』だけは、
フラワーズに掲載されていた時に読んで、
特に『スフィンクス』の続きの話である『オイディプス』は、
『スフィンクス』よりも先にフラワーズに掲載されていたけど、
未読だったので、これをとっても楽しみにしていました。
表紙は、スフィンクスの見開きカラーページに使っていたイラストで、
これがもー、好きで好きで(笑)
しかし、
この表紙の絵、
フラワーズに掲載されていたのとは、向きが逆になってる!!
反転させてる????最初は全然気がつかなかったです!
元のお話は、ギリシャ神話なわけですが、、
ちょっと読んでみたくなりました。
しかし、、
今回、『オイディプス』よりも、
気に入ってしまったのは、『世界の終わりにたった一人で』でした。
人間関係が複雑に絡んでいて、それぞれの関係をひもといていくくだりでは、
「ええええっ!?」とか「へぇえええ」とか、
ちょっと気を抜くと、「あれ?」とか(笑)
一人の老画家の 心に秘めた恋心を誰にも言わず、静かにその生涯を終えるまで。。
がストーリーの軸になってるのですが、
ラストの方で、彼女が「全てを沈める海」で、
若い姿で、叶う事のなかった、その彼とタンゴを踊る幻のシーンでは、
もう??なんとも胸がしめつけられました。
でも、ストーリーの深さ、面白さ以外に、私を何度も読み返させた理由は他にありました。
テルヒが可愛い????!!
え?何歳ですって???30代でしたよね????
でも可愛い♪
ポーの一族のアランが、大人になったら、こんな感じじゃないかしらん・・・
とか、思ったり・・・
いや、、(汗) とにもかくにも、読み応え十分な短編集です!
さらっと読めるのでおすすめ。
『ここではないどこか』シリーズ・・1巻も読んでみたくなりました。
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