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R18小説『 ESCAPE』P100
R18/BL小説 『ESCAPE』
第3章「欺瞞」
100ページ
更新しました。
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薄く目を開けると、父さんはこちらに背を向けてベッドに腰掛けていた。
「父さん…」
恐る恐る声をかけると、父さんは肩越しに振り向いて、やっと僕と視線を合わせてくれた。
「…まだ起きていたのか。早く寝なさい。」
静かに低い声で、そう言うとまた前を向いてしまう。
一瞬しか合わなかった父さんに瞳には、何も映っていないような気がした。
どうして僕のこと、ちゃんと見てくれないの。
ーーお前の身体はもう他の男に穢されてしまったからだよーー
何も映さない瞳に、無言でそう言われたような気がして…、
哀しくて、胸が張り裂けそう。
・・・・・・続きから読む?
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