スポンサーサイト
R18小説『 ESCAPE』(112)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第4章「背徳」
112ページ
更新しました。
*****
凌の動きが緩やかになり、奥へ放たれた熱を感じたと同時に、後頭部を引き寄せられて唇が重なる。
凌の熱くて荒い息が、咥内に流れ込んでくる。
漸く動きが止まった凌は、僕の肩に顔を埋め、背中を強く抱き締めて「…伊織、愛してる。」と呟くように言った。
ーー愛してる。
…なんて言葉、魔法が解けてしまっては、なんの役にも立たない。
「……満足した?」
「…え?」
僕の言葉に、凌は信じられないとでもいうような表情で、抱き締めていた腕を緩めて目を合わせる。
「満足したんなら、早く手、解いてくれないかな。」
自分でも驚くくらい、冷めた声だった。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓m(u_u)m
【clap】イラスト&SS ★HP/★blog top
この記事へのコメント
トラックバック
URL :