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R18小説『 ESCAPE』(125)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第4章「背徳」
125ページ
更新しました。
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「……慎…矢…。」
ドアの方を見やると、其処には呆然と立ち尽くす慎矢の姿があった。
「退いて。」
凌も慎矢に気付いて、僕を拘束する力が弛んだ隙に、力いっぱい凌の肩を押し退けた。
慎矢に背を向けて、乱れた制服を整えながら、自然に口もとが緩んでしまうのを我慢できない。
「…伊織、お前…。」
何かに気付いたように、凌が僕の顔を覗き込む。
「…早く行った方が良いんじゃない?慎矢は真面目だから、先生呼びに行っちゃうかもだよ?」
微笑みながら凌を見上げて、そう言うと、凌は僕の後頭部に手を回し引き寄せる。
唇が僅かに触れる位の至近距離で「お遊びもいい加減にしろよな。」と囁いて、唇を合わせる。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓≦(._.)≧ ペコ
ぽちっと↓
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