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R18 Bl小説『 ESCAPE』(217)
R１８/BL小説 『ESCAPE』
第6章「希望」
217ページ
更新しました。
*****
「…これは…、どういう…」
絶句したように言葉は途切れる。さすがにこんな姿を見たら先生だって、僕を学校に引き止めたいなんて思わないんじゃないかな。
ドア側に背中を向けていた身体をゆっくりと返すと、部屋の入り口で立ち竦んだ、先生の驚きに絶句している顔が見えた。
「鈴宮…！」
僕と視線が合って、漸く気が付いたように慌ててベッドに駆け寄ってくる。
戒められている僕の手首を掴むと、闇雲にその枷を外そうとする。
「…なんで、こんな…。」
レザーのハンドカフスには、小さな南京錠が付いている。力任せに外せるわけがない。
その事に漸く気付いたのか、先生は立ち上がって、父さんに向かって叫ぶように言った。
・・・・・・続きから読む？
表紙から読む？↓
ぽちっと↓
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第6章「希望」
217ページ
更新しました。
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「…これは…、どういう…」
絶句したように言葉は途切れる。さすがにこんな姿を見たら先生だって、僕を学校に引き止めたいなんて思わないんじゃないかな。
ドア側に背中を向けていた身体をゆっくりと返すと、部屋の入り口で立ち竦んだ、先生の驚きに絶句している顔が見えた。
「鈴宮…！」
僕と視線が合って、漸く気が付いたように慌ててベッドに駆け寄ってくる。
戒められている僕の手首を掴むと、闇雲にその枷を外そうとする。
「…なんで、こんな…。」
レザーのハンドカフスには、小さな南京錠が付いている。力任せに外せるわけがない。
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