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R18 BL小説『 ESCAPE』(253)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第7章「ESCAPE」
253ページ
更新しました。
*****
それだけ言うと、男は自動ドア横のオートロックパネルの前に立つ。
「あ……、あの、」
やっぱり俺も一緒に…と言いかけて、近付こうとする俺に、男は鋭い視線を向け、「こっちに来るな。」と制した。
「凌さんを説得して、伊織を部屋から連れ出すのは俺の役目だ。先生は、おとなしくさっき言った買い物でもして待ってろ。」
それでも、引き下がれずに「でも……、」と言いかけると、「うるせえ」と厳しい声が被さってきた。
「伊織がここを出た後は、アンタに任せていいんだよな? 先生。」
その言葉には、重みがある。鈴宮がどんな状態なのか想像もつかなくて、
ただ心配ばかりが先走るけれど、彼の家庭の事情や学校のことも、問題はいくらでも残っている。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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第7章「ESCAPE」
253ページ
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それだけ言うと、男は自動ドア横のオートロックパネルの前に立つ。
「あ……、あの、」
やっぱり俺も一緒に…と言いかけて、近付こうとする俺に、男は鋭い視線を向け、「こっちに来るな。」と制した。
「凌さんを説得して、伊織を部屋から連れ出すのは俺の役目だ。先生は、おとなしくさっき言った買い物でもして待ってろ。」
それでも、引き下がれずに「でも……、」と言いかけると、「うるせえ」と厳しい声が被さってきた。
「伊織がここを出た後は、アンタに任せていいんだよな? 先生。」
その言葉には、重みがある。鈴宮がどんな状態なのか想像もつかなくて、
ただ心配ばかりが先走るけれど、彼の家庭の事情や学校のことも、問題はいくらでも残っている。
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