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R18BL小説『 ESCAPE』(280)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第7章「ESCAPEⅡ」
280ページ
更新しました。
*****
閉じ込めた腕の中で、鈴宮は必死にもがき、握り締めた拳で俺の肩を何度も叩く。
「放せっ、放せってば!」
放したりなんかしない、絶対に。君が正気を取り戻すまで。君の心が癒えるまで。
「君はまたそうやって、速水くんを利用するつもりなのか?」
自分で気付いていたじゃないか。ちゃんと分かっていたじゃないか。
ーー『どうしようもなく寂しくて、それを埋めて欲しくて、先生を利用しようとしたんだ。』
そう言っていたじゃないか。
それは彼が、快楽を求める一番の理由だった。
ただ一人の人に、愛されたくて、叶わない想いを持て余していたんだ。
・・・・・・続きを読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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第7章「ESCAPEⅡ」
280ページ
更新しました。
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閉じ込めた腕の中で、鈴宮は必死にもがき、握り締めた拳で俺の肩を何度も叩く。
「放せっ、放せってば!」
放したりなんかしない、絶対に。君が正気を取り戻すまで。君の心が癒えるまで。
「君はまたそうやって、速水くんを利用するつもりなのか?」
自分で気付いていたじゃないか。ちゃんと分かっていたじゃないか。
ーー『どうしようもなく寂しくて、それを埋めて欲しくて、先生を利用しようとしたんだ。』
そう言っていたじゃないか。
それは彼が、快楽を求める一番の理由だった。
ただ一人の人に、愛されたくて、叶わない想いを持て余していたんだ。
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