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R18BL小説『 ESCAPE』(281)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第7章「ESCAPEⅡ」
281ページ
更新しました。
*****
微かに聞こえる、小鳥のさえずりに、ゆるやかに起こされた。
薄く瞼を開ければ、カーテンの隙間から射し込む光に、ーー もう朝か…… と思う。
昨夜はあのまま眠ってしまって……。
正確には、俺は夜中に一度目が醒めて、よく眠っている鈴宮をベッドにそのまま残してシャワーを浴びにいった。
結局夕飯も食べずに寝てしまったから、空腹を感じていたけれど、
寝室のすぐ隣のキッチンで音を立てたら、折角眠っている鈴宮を起こしてしまうんじゃないかと、潔く諦めた。
身体を俺の方へ向けて泣いていた時のまま横向きの姿勢で、よく眠っている鈴宮の隣に、スプリングが揺れないようにそっと身体を滑り込ませた。
変な時間に起きて、シャワーを浴びたせいなのか…… 目が冴えてなかなか眠れないでいた。
(ーー それとも鈴宮が隣にいるからなのか。)
まんじりとも出来ずに、あのまま朝を迎えてしまうんじゃないかと思っていたのに。
・・・・・・続きを読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
【clap】イラスト&SS ★HP/★blog top
第7章「ESCAPEⅡ」
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微かに聞こえる、小鳥のさえずりに、ゆるやかに起こされた。
薄く瞼を開ければ、カーテンの隙間から射し込む光に、ーー もう朝か…… と思う。
昨夜はあのまま眠ってしまって……。
正確には、俺は夜中に一度目が醒めて、よく眠っている鈴宮をベッドにそのまま残してシャワーを浴びにいった。
結局夕飯も食べずに寝てしまったから、空腹を感じていたけれど、
寝室のすぐ隣のキッチンで音を立てたら、折角眠っている鈴宮を起こしてしまうんじゃないかと、潔く諦めた。
身体を俺の方へ向けて泣いていた時のまま横向きの姿勢で、よく眠っている鈴宮の隣に、スプリングが揺れないようにそっと身体を滑り込ませた。
変な時間に起きて、シャワーを浴びたせいなのか…… 目が冴えてなかなか眠れないでいた。
(ーー それとも鈴宮が隣にいるからなのか。)
まんじりとも出来ずに、あのまま朝を迎えてしまうんじゃないかと思っていたのに。
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