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R18BL小説『 ESCAPE』(288)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第7章「ESCAPEⅡ」
288ページ
更新しました。
*****
目を閉じて、今日のこの強い風に流されるように、手を広げて飛んでいきそうだった魂も、ちゃんと腕の中で感じる。
「…… 今にも何処かに飛んで行ってしまいそうだったよ。」
腕の中で、鈴宮が、クスッと笑い声を漏らした。
「可笑しいか?」
「だって先生が言ったんじゃない。」
ーー 束縛から逃れて、どこへでも飛んで行ける…… って。
「…… 聞いてたのか。」
あの時……、寝てると思っていたのにな。
「それとは、意味が違うだろう?」
身体の上の鈴宮の重みを愛おしいと感じながら、何処までも青い夏の空を見上げて、俺も思わず笑っていた。
「先生……。」
・・・・・・続きを読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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第7章「ESCAPEⅡ」
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目を閉じて、今日のこの強い風に流されるように、手を広げて飛んでいきそうだった魂も、ちゃんと腕の中で感じる。
「…… 今にも何処かに飛んで行ってしまいそうだったよ。」
腕の中で、鈴宮が、クスッと笑い声を漏らした。
「可笑しいか?」
「だって先生が言ったんじゃない。」
ーー 束縛から逃れて、どこへでも飛んで行ける…… って。
「…… 聞いてたのか。」
あの時……、寝てると思っていたのにな。
「それとは、意味が違うだろう?」
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