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R18小説『 ESCAPE』(109)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第4章「背徳」
109ページ
更新しました。
*****
地下のフロアは、空き店舗が多く、数軒のクリニックや、銀行のATMなどがあるだけで、閑散としている。
僕達の歩く足音だけがフロアに響いていた。
「…こんな所に何があるっての?」
問いかけても、答えずに、振り解こうとする僕の手首を、凌は一層強く掴んで離さない。
そのままフロアの一角にあるトイレに入り、一番奥の個室に僕を押し込めると、続けて凌も入ってドアをバタンと乱暴に閉めて後ろ手に鍵を掛けた。
こんな所に連れ込んで、凌の考えてることなんて、一つしかない。
「こんな所でやるのなんて、僕は嫌。帰るからそこどいて。」
ドアの前に立ちはだかる凌の身体を押し退けようとする僕に、
凌は「黙れ。」と冷たく言い放ち、あっけなく僕の身体をそのまま背後の壁に押し付ける。
「…っ、」
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓≦(._.)≧ ペコ
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第4章「背徳」
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地下のフロアは、空き店舗が多く、数軒のクリニックや、銀行のATMなどがあるだけで、閑散としている。
僕達の歩く足音だけがフロアに響いていた。
「…こんな所に何があるっての?」
問いかけても、答えずに、振り解こうとする僕の手首を、凌は一層強く掴んで離さない。
そのままフロアの一角にあるトイレに入り、一番奥の個室に僕を押し込めると、続けて凌も入ってドアをバタンと乱暴に閉めて後ろ手に鍵を掛けた。
こんな所に連れ込んで、凌の考えてることなんて、一つしかない。
「こんな所でやるのなんて、僕は嫌。帰るからそこどいて。」
ドアの前に立ちはだかる凌の身体を押し退けようとする僕に、
凌は「黙れ。」と冷たく言い放ち、あっけなく僕の身体をそのまま背後の壁に押し付ける。
「…っ、」
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