スポンサーサイト
R18小説『 ESCAPE』(114)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第4章「背徳」
114ページ
更新しました。
*****
「…すみません。ちょっと目眩がしただけなので。」
そう言って、俯いたまま、身体を僅かに離せば「え?また貧血じゃないのか?」と、腰を屈めて顔を覗き込んでくる。
「大丈夫です、慣れてますから。」
「…大丈夫じゃないだろう?どこかで座って休んだ方がいい。」
肩に先生の手が、優しく労わるように置かれて、僕は返事の代わりに、また先生の胸に額を付けて、さっきよりも少し体重を掛けて寄り掛かった。
「ーーおいっ、伊織!」
絶妙のタイミングで、凌が駆け寄ってくる。
僕は、凌の視線から逃れるように、僅かに身体を移動させた。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓≦(._.)≧ ペコ
【clap】イラスト&SS ★HP/★blog top
この記事へのコメント
トラックバック
URL :