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R18小説『 ESCAPE』(115)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第4章「背徳」
115ページ
更新しました。
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ネクタイをキュッと締めて、Vゾーンを綺麗に整えると「身だしなみは、きちんとしないとね。」と言って、視線を合わせた。
僕の頬にかかった髪をそっと指先で払いながら「髪も少し伸び過ぎじゃないかな。」と言う。
その眼差しは、咎めるようなものではなくて、意外にも優しいことに、少し戸惑いを覚える。
だけど…僕はその手を払い退けた。
「…それも担任として…注意してるんですよね?」と、皮肉を込めて聞き返すと、
「そりゃ、そうだよ。」と、先生は笑った。
いつだってそう。生徒は、全員同じ方向を向いて、綺麗に整列していないといけないから。
「僕のように横道にすぐに逸れてしまうものを正すのが、担任の役目なんですよね?」
僕の言葉に、先生は僅かに笑い声を漏らす。
・・・・・・続きから読む?
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