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R18BL小説『 ESCAPE』(266)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第7章「ESCAPE」
266ページ
更新しました。
*****
そう言って、腕の中で鈴宮は身体の力を抜いて、俺に寄り掛かってくる。
「迎えに来てくれたのが、先生で良かった。」
「そうか。」
「あの時も、今も、こうしているだけで安心できる気がする。」
その言葉通り、気持ちはずいぶん落ち着いたようで、涙も身体の震えもいつの間にか止まっている。
俺は、無防備に委ねてくる、この身体の重みが愛しくて、
今すぐにでもベッドに押し倒して、その唇を貪りたいと思っているのに。
「じゃあ、もう寝よう。明日は朝が早い。」
本心を隠して、俺は鈴宮の身体をやんわりと離し、ベッドに横になるように促した。
鈴宮は素直に横になったけれど、身体をベッドの端に寄せ、一人分のスペースを空けて、俺を見上げてくる。
・・・・・・続きから読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
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第7章「ESCAPE」
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「迎えに来てくれたのが、先生で良かった。」
「そうか。」
「あの時も、今も、こうしているだけで安心できる気がする。」
その言葉通り、気持ちはずいぶん落ち着いたようで、涙も身体の震えもいつの間にか止まっている。
俺は、無防備に委ねてくる、この身体の重みが愛しくて、
今すぐにでもベッドに押し倒して、その唇を貪りたいと思っているのに。
「じゃあ、もう寝よう。明日は朝が早い。」
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