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R18Bl小説『 ESCAPE』(301)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第7章「ESCAPEⅡ」
301ページ
更新しました。
*****
「… 岬さん… 分かりました。その言葉に安心しました。」
少しだけ… 寂しいと思う自分もいるけれど、伊織にはきっと、この人が必要なのだと思う。
「失礼な質問をしました事を、どうぞお許し下さい。」
「そんな、どうか、頭を上げて下さい。」
立ち上がって頭を下げる俺に、岬さんは「伊織のことを親身に考えて下さって、本当にありがとうございます。」
と、声を掛けてくれていた。
だけど俺は、本当に何かしてやれたんだろうか。
この人に、こんな風に言って貰えるような事は、結局何も出来なかったのに。
「あの……、」
そんな大人二人の様子を、ずっと黙って見ていた伊織が、突然立ち上がり、
伏せ目がちに、どこか言い難そうに言葉を切り出した。
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