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R18BL小説『 ESCAPE』(302)
R18/BL小説 『ESCAPE』
第7章「ESCAPEⅡ」
302ページ
更新しました。
*****
寝室のドアをそっと開けると、ベッドサイドの淡い灯だけが点いていて、
もうとっくに寝たと思ってたいた伊織は、ベッドの端に腰掛けていた。
「どうした?眠れないのか?」
ベッドに歩み寄りながら声をかけると、伊織は声に出さずに、うん、と小さく頷いた。
隣に腰を降ろすと、ベッドのスプリングが、キシリと音を立たせて僅かに揺れる。
伊織は、隣に座った俺の方へ、ゆっくりと顔を向け、上目遣いに見上げてきた。
「このまま、此処で暮らすという選択肢は、ないのかな。」
「…… え?」
それは、思いも寄らない選択肢だった。
伊織が、そんな事を考えていたなんて。
「… 先生は、僕が居なくなっても寂しくない?」
「…… それは……、」
・・・・・・続きを読む?
表紙から読む?↓
ぽちっと↓
▼ 雑記memo …
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もうとっくに寝たと思ってたいた伊織は、ベッドの端に腰掛けていた。
「どうした?眠れないのか?」
ベッドに歩み寄りながら声をかけると、伊織は声に出さずに、うん、と小さく頷いた。
隣に腰を降ろすと、ベッドのスプリングが、キシリと音を立たせて僅かに揺れる。
伊織は、隣に座った俺の方へ、ゆっくりと顔を向け、上目遣いに見上げてきた。
「このまま、此処で暮らすという選択肢は、ないのかな。」
「…… え?」
それは、思いも寄らない選択肢だった。
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